理想の相手に出会うには?

出会うのではなく、作り上げるもの

結婚にかけられた願いイメージ図 さて、そんな理想の相手をいったいどうやったら見つけ出すことができるのでしょうか?
祝福結婚では、相手を見つけ出す過程ももちろん重視しますが、もっと重要なのは出会った後だと考えます。
多くの人は、性格もルックスもよく、なんでもできる「完璧な人」を理想の相手だと考えるでしょう。しかし、そのような人はめったにいませんし、いたとしてもそんな完璧な相手にとって「私」は、よほどの深い愛情がない限り「必要不可欠」な存在にはなり得ません。だから、いつか別の相手に取り換えられてしまうのではという不安がつきまとうことになるのです。

子どもは皆、幼いうちは最初から出来上がっているロボットなどのおもちゃを好むでしょう。ところが、だんだん大きくなってくると、ブロックやプラモデルなど、自分の手で作り上げるもの、自分で創意工夫してアレンジできるおもちゃを好むようになります。
料理でも同じです。いくらおいしい料理であったとしても、初めから出来上がっているものを買ってきて食べるのと、自分で創意工夫して作り上げた料理がおいしくできた時と、どちらが喜びが大きいでしょうか?

統一原理では、夫と妻はお互いにお互いを作り上げていくのだと教えます。結婚相手は、初めから「理想の相手」として現れるわけではありません。その人は「理想の相手」となる「種」は持っていますが、その「種」を育てあげ花を咲かせる責任を担っているのは、その人の夫または妻なのです。
だから統一教会の祝福結婚でも、「理想の相手の種」を持った人を探すサポートまではできますが、その二人がお互いに見事に花を咲かせて「理想の相手」になれるかどうかは、どこまでも二人の責任にかかっているのです。