なぜ結婚するの?

結婚にかけられた願い

結婚にかけられた願いイメージ図 では、人はなぜ結婚するのでしょうか?
聖書には、神様は「人がひとりでいるのは良くない」と言われ、相対となる女性を創られたと記されています。つまり、神様は「人が一人で生きること」を願われませんでした。神様は人に「誰かのために生きること」「誰かを愛して生きること」を願われたのです。それがすなわち、「結婚にかけられた神様の願い」だったのです。
統一原理ではこう教えます。「神様は“愛したい衝動”のゆえに人を創造された。そうして、ご自身が人を創造され、愛する喜びに生きようとされたように、人にもまた、男女が互いのために生き合い、“愛し合う喜びに生きる”ことを願われた」と。

一組の男女が、神様の願いを中心として、「ために生きる喜びを知る」ために出会う、それが私たちの考える結婚観です。自分自身のためではなく、相手のために、相手を愛するために結婚するのです。
それぞれ半分にすぎない男性と女性が結婚を通じてお互いのために生き、愛し合い補い合うことで、初めて人は“神のかたち”に似た完全な存在となるのです。つまり、神様の創造の理想から考えると、結婚は人生の最重要目的の一つであり、人が完成するのに必要不可欠なものだと言えるのです。