共感的聴き方の実践③

今回は、共感的聴き方に関する講座を聞いた後の親の感想と、それを実践した親の体験談をいくつか紹介します。

 

「共感という世界、愛が相手の心に届いて種が芽を出し花が咲き実りえるように、今までの人に対する間違った目線を変えたいと思いました」

 

「今日は、子供に対して本当に今まで申し訳ない接し方をしてきたな…と反省ばかりでした。共感することの大切さ、子供の人格を認めること、何よりも親自身が変わることが、真の愛の伝統を相続していくことなのだと感じました。学んだことを家庭で実践できるように努力していきます」

 

「人の話を最後までしっかりと聞く事が全くなく、途中で遮ったり、きつい言葉で返していた事をとても恥ずかしく思いました。相手の気持ちを分かってあげる事もなく自分勝手でした。心から愛情を持って、接していくように努力します。とても素晴らしいお話でした」

 

「今日の講義を通して、悔い改めることばかりでした。子供の一番大切な時期に子供の話を聞くことをせずに、子供が一番言いたい事をさえ切ってしまっていたことを悔い改めさせられています。今は、なるべく話すこと以上に聞くことに意識を持てるようになりました。ありがとうございます。少しずつですが、自分が良き妻として、母として努力していきたいと決意させられました」

 

「今まで妻として、母として、省みた時、夫と向き合って話をしてきたが、子供と向き合っていたかと考えました。話を聞いたり、授受作用をしていなかった事に気がつきました。自分の意見を言う事ばかりでした。家族に申し訳なかったです。共感的な聴き方、積極的な聴き方を努力して実践していきたいと思います」

 

「私達は、ある意味、頭でっかちで、人に教えたり説得や説明することの方が多く、誰かにじっくり自分の心を話したり相談することが少なかったと思いました。相手を信頼し黙って聞いたりまた話したりすることの必要性を感じます。特に、子供の心を育てるには、親による共感的、積極的聞き方の重要さを例題を通して明確にわかりました。小、中、高の子供を持つ家庭に、もちろん私達にもこのような、細やかな具体的な教育が成されることに希望を感じます」

 

「本当に全てにおいて感動しました。うちの家庭は、長男が中三の時、登校拒否になり、一年半夫婦で何度も話し合い、一時は心情的には地獄のようでした。そんな時、『子供に届く愛』というテーマの説明を読んだり、コピーして何度も読みました。正にその状況を受けるところから始まり、夫婦間も見直さざるを得ない、本当に原点に返りました。自分のつらい涙を流した後、神様や父母様の心情を訪ねる中で私なりの役割や使命を感じました。
子供を信じることがどれほど大変かも通過しました。今は、まだまだ子供も途上ですが、この子供が、SOSを出してくれたことに感謝しております。あの時、無理に学校へ行かせていたら、今の息子の明るさはなかったと思っています。私たち夫婦の為にあったことだと思います」

 

「自分が家庭に対してどのような家庭を築きたいか具体的に考えたことがなかったので、考えたいと思いました。自分の思いばかりで人を変えたいと思うなら相手の気持ちをまず考えて“共感していく”事が大切だと分かりましたし、私に足りない所であるとも感じました。息子との会話もなく何を考えているかも分らないので、まずは自分から息子に相対基準を合わせながら努力していきたいと思います。相手の気持ちをまず考えて、小さなことから喜んでもらえるように頑張ります」

 

教えるよりも「育つ」環境を作ること。そのためには聞いてあげること。「不登校。学校に行けないのは苦しいよな。辛いよな」と共感的に理解してあげるのです。共感的に理解してあげると、子どもは喜び、親の愛情を感じ、心が正常になっていきます。子供は、お父さん、お母さんに心配をかけていることを気づき、学校に行こうと思うようになるのです。

 

最後に、文鮮明先生のみ言を紹介します。
「絶対愛は、相対を絶対視する所で成立するのです」(後天時代の生活信仰 p63,64)

 

このみ言は、愛とは子供を心から尊敬して、相手の気持ちを共感していくことだということを教えてくださっているのだと思います。

 

多田聰夫

 

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