摩訶不思議な合同結婚式
出会って4日で結婚?
2012年4月21日、TBSの『報道特集』で家庭連合(旧:統一教会)に関する特集番組が流されました。その中で最も視聴者にインパクトを与えたのは、その年の3月に行われた合同結婚式の場面だったでしょう。そこで参加者の一人がレポーターの質問に答えます。
「どれぐらい前に知り合いましたか?」
「4日前です」
え、4日前? あまりにもあっけらかんと答えるカップルのその姿に、多くの人が驚き(と恐怖?)を感じたことでしょう。
一般的に考えて、出会って4日で結婚を決めるというのは異常なことのように思われるかもしれません。しかし、参加者にはこの祝福結婚で出会う相手は神様が選んでくださった相手であり、自分にとって最もふさわしい相手であるという確信があるのです。
結婚相手を選ぶ時、星座占いや姓名判断などの相性診断に頼る人もいます。またある人は、自分の最も信頼できる人や結婚相談所などに助言を求める人もいるでしょう。祝福結婚の場合、その判断をゆだねる相手が神様であり、自分が最も尊敬し信頼している宗教指導者なのです。
もし自分以上に結婚のことや自分の理想の相手がどういった人なのかをよくわかっている人がいるとしたら、その人に結婚相手を選んでもらうというのは、それほど異常なことではないはずです。
もしもこの世界を創造され、すべてを知っておられる存在がいるとするならば、そのお方が選んだ相手と、自分の判断で選んだ相手と、どちらがより確実でしょうか?
家庭連合の祝福結婚は、神様(または神様から権能を付与された宗教指導者)に結婚相手を選んでいただくという、いわば究極の結婚のあり方なのです。だから参加者にとって、何日前に相手と出会うかは問題にならないのです。
ちなみに、直前まで相手がわからないというのはかなり昔のことであって、今ではほとんどの人たちが、式の数か月前から連絡を取り合い、直接会って交流してから相手を決めるようになっています。