二人の考え方、価値観が一つに

1992年4月に韓国で挙行された1267組の国際合同祝福結婚式に参加した「既成祝福家庭」の夫婦(八木栄一さん、律江さん)へインタビューを行いました。

 

Q. 入教から祝福結婚式(合同結婚式)参加までの経緯は?

妻:妹の紹介で(教会の教えを)学び始め、半年が経った頃に、とても大切な内容だと思い、主人にも伝えました。主人も始めは渋々だったと思うのですが、通う内に熱心に学ぶようになりました。主人も私も、この学びが“真理”であると確信するようになり、「祝福結婚」の意味や価値を知ってからは、その時を待ち遠しく思っていました。

そして1992年4月10日、喜んで、韓国での祝福式に参加しました。

 

夫:妻から誘われ、2度、3度行ってやめようと思っていましたが、学びに否定すべきところがなく、「幸福」や「人生」、「霊界」などについて学んでいくうちに、自分自身に「堕落性」があること、これを解決しなければ幸福になれないのだと感じ、夫婦で再出発のため祝福式に参加させて頂きました。

 

Q. 祝福結婚式に参加して良かったことは?

妻:私たちが祝福式に参加した年の8月に、同居している私の両親も韓国での祝福式に参加しました。95年には3男も生まれ、三世代二世帯同居の7人家族になりました。両親も私たち夫婦も祝福式に参加することを通して、家族や家庭の大切さを学んでいましたので、何かあれば、自然と協力し合えるような家族になっていたことです。

 

夫:二人の考え方、価値観が一つになり、今まで以上により良い夫婦関係が築け、幸せな生活を送れていることです。

 

Q. 家庭で大事にしていることは?

妻:3人の子供も一緒に住んでいるとは言え、それぞれの生活や考えがあるので、仕事や学校のこと、家での生活態度など、家族の意見が食い違うこともよくあります。そんな時は、一人一人の考えはありますが、“本当に正しいのは?”と「良心」に答えを求めるように話をしています。すると、皆の気持ちが一つの方向にまとまっていくように感じます。

 

夫:家庭において、常に相手の立場に立って物事・行動を考えて生活することです。 「尽くす精神」で家族と接することを心掛けています。

 

Q. 現在、どのような時に幸せを感じますか?

妻:子供たちの成長を感じる時です。朝、家族が元気に出かけて行く時や、それぞれの一日を終えて、夜に家族みんなが揃う時などです。

 

夫:家族全員で「おはよう」「おかえり」「行ってきます」「ただいま」が言い合える時。

三世代が一緒で、みんなの会話が絶えないリビングにいると、うるさくて騒がしい位が幸せを感じます。

 

Q. これからの夢は?

夫:子供たちが3人共、祝福結婚を受け、孫ができて、みんなで一つ屋根の下、わいわいがやがや生活する家庭ができればなぁと。また子供たちが、社会や国に貢献できるような者たちになってもらえれば最高ですね。

 

妻:家族全員が祝福結婚で幸せな家庭を築いていったらいいなと思っています。